2016年06月23日
レンタルNMAXで湘南・三浦半島ツーリング!
この春4月から5月にかけて臨んだ、AT小型限定二輪免許取得プロジェクト。
5月15日に卒検合格、5月20日に免許更新。
その勢いのままに、5月21日(土)にレンタルバイクでプチツーリングへ出かけました。
【以下、そのレポートです。けっこうな長尺となります。】
気になるのはホンダPCXとヤマハNMAX。いきなり買う前に、試乗を兼ねて、それぞれレンタルでそこそこの距離を走ってみたいという思いがあり。
しかし自分はリターン原付ライダー。観光地でちょっとレンタル原付に乗った事を除けば、公道での二輪はほぼ10年以上のブランク。
・・・というわけで、今回は念のため、ABS装備のあるNMAXを選びました。

●利用したショップは、レンタル819の提携店である丸富オート販売 茅ヶ崎駅前店。
ここのメリットは、豊富な取り扱い車種と立地の良さにあります。
料金は、8時間5,000円+車輌保険1,200円、貸しヘルメット1,000円 【合計7,200円】
レンタカーに比べると割高ですが、まぁ、そこは、まぁまぁ。
NMAXは、3月に発売されたばかりの最新モデル。
車輌受取時の総走行距離はまだ30kmにも満たない、ピッカピカの新車です。
レンタルですが、「わ」ナンバーとかではないんですね。

●今回のルートです。
10:50茅ヶ崎駅前のショップをスタート、海岸沿いを南東へ走り、城ケ島経由で三浦半島の先を少し回った所で折り返し、そのまま来た道を辿って帰る。行きは良い良い、帰りは鎌倉の海岸沿いで大渋滞。18:50ショップ帰着。
10:00開店 19:00閉店 契約時間8時間、・・・というとワリと長く思えますけど、いろいろ寄り道したり渋滞にハマったりを考えると、ギリギリいっぱいの時間でした。

国道134号線の直線巡航、起伏に富んだ三浦半島のアップダウン、渋滞の低速すり抜けバランス走行(ホントはやりたくなかったけど止むを得ず)・・・などなど、いろいろなシチュエーションを試せる素晴らしいコースです。そして、その全てにおいてNMAXはとっても快適な乗り心地でした。
●NMAXは、教習所で乗っていたシグナスよりも大きな車格で不安だったので、はじめに取り回しを少し練習させてもらいました。
さすがに、シグナスよりは若干重いかな?という感じではありましたが。
しかし、実際に両車を並べてみると、ホントは大きさはさほど変わらないんですよね。
いざ乗り出してみると、走っているときは重さは全く気にならず、車輌感覚にはすぐに慣れました。
あとは、60km/h という高速域のスピードに体が慣れるまで、暫く時間はかかりましたが。
足つきは、身長163cmの私ですと、両足を地面につくとベッタリではなく踵が少し上がるくらい。
でも教習所で習った通りに「停止時は左足だけ地面につく」を実践している分には、特に不都合はありませんでした。
それからNMAXで特筆すべきは、足を置くスペースが縦にとても広いことです。足の短い私の場合、足を思いっきり伸ばしてもOK。
そして、この姿勢がうんと楽なのは想像通りですが、案外、踏ん張りの利く姿勢でもあるんですよね。

その点に関しては、以前PCXと跨り比べてみた際、NMAXのほうが僅かに余裕があるように思えました。

まあ、乗る人の体格にもよりますね。
エンジン音は、静か過ぎず、うるさ過ぎずな感じ。
案外、ドコドコドコ・・・と鼓動感をもった雰囲気です。
あえてちょっと気になったところをあげるなら、40km/hぐらいの速度域だと、多少グリップに振動がくる感じがしました。
ちなみに、自分はメカ的なことに関しては全く解りませんので、あしからず。
シート下トランクには、愛用のグレゴリーのデイパック(26L相当)が、若干凹ませた状態でギリギリ収まります。
そのまま少し走ってみましたが、なんだか背中がスカスカと無防備な気がして、やはり背負って乗ることにしました。多少なりとも背中の保護にはなろうかと。

●信号待ちからのスタート、アクセルをジワ~ッと大きめに捻って一気に加速。急発進ではありませんよ。
感覚的には、3秒程度で60km/h に達してしまう感じ。
正確に測ったわけではありませんが、そう思えてしまうほどに加速がスムーズだということです。
そのままクルマの流れに乗って、巡航速度で安定して快適に走れます。
法定速度30km/hの原付一種との決定的な違いを、ここで初めて実感しました。
国道134号線での直線、往路ではそのスピード感にまだ体が慣れていなくてむしろ怖さのほうが先んじていました。が、復路ではだいぶ慣れて白バイの目を気にせず堂々と60km/h出して、クルマの流れに乗って走れる!という安心感・解放感に浸ることができました。
●三浦半島に入ってからは、以前からクルマでは何度かドライブしていて気になっていた、国道を逸れた海沿いの細い道。こういう所へ気軽に入っていけるのがバイクの利点。かねがね、これをやってみたかったワケなんですよね。小さな漁港巡りとか、今まで見たことのない景色の探索です。


こんな堤防沿いの一方通行の場所なんて、よそ者がクルマで入っていくには難易度高過ぎでしょう。

自分の性格からして、スピードを出すことにはあまり興味は無く、いわゆるトコトコ走ることへの欲求のほうが強いです。
のどかな風景をクルマよりも気軽に、より身近に楽しみたい。かと言って、自転車よりはラクをしたい。それでも場合によっては、それなりのスピードも出したい。
・・となると、原付二種が最適なんですよね。
●そして、城ケ島へ。
クルマでは何度も行ったことがあるので、観光的には特に寄らなくても良かったのですが。もちろんバイクでは初なので、とりあえず行ってみました。
城ケ島大橋の通行料は、原付二種では往復で50円です。

バイク用の駐輪スペースは特に設けられておらず、クルマの有料駐車場に沿った歩道上にバイクが何台か停まっていたので、それにならってそこに停めました。


まわりを大型・中型のバイクに囲まれると、さすがのNMAXも小さく肩身の狭いサイズ感になります。
写真がちょっと見にくいですが。

昼食は、初めて入った食堂の「しぶき亭」 にて。
ここはいろいろ凄かったです。チャリダー御用達のようで、お店の出入り口にお客さんの写真がたっくさん貼られていました。

まぐろカツ定食1000円なり。美味しかったし、かなりボリュームがありました。

しかも、オートバイで来た人にはサービスがあるということで、この定食の他にイカゲソの天ぷらをチョコッとプラスしてくれました。
ありがたいけれど、量が多すぎて食いきれぬ・・・。
結局、この島に1時間ぐらい滞在してしまいました
●城ケ島から三浦半島に戻り、風力発電施設のある宮川公園へ。

やはり、バイクと風景の写真、カッコイイのが撮りたくなりますね。
今回は時間の余裕が無く、停める位置もビミョーだったりして大した写真が撮れませんでした。次回はもっとマトモなのが撮れるようにしたいです。

しかしこのNMAXのデザインは、カッコイイといえばカッコイイのですが・・・
この面構えが、どうも戦隊ヒーローに見えて仕方ないのですよ。特に赤は。
ナントカ戦隊カントカマンのレッド!的な。
こういう系ですよ。

あるいはウルトラマン。
・・・なので、赤は恥ずかしいから避けたかったのですが、(持ってる方ごめんなさい。)
その日はレンタル屋さんで赤しかなかったので仕方無く。
まあ、派手な色で目立つ分、バイクとしては多少なりとも安全だとも言えますが。
もし自分がNMAXを買うなら、白を選びますね。
●三浦半島は起伏に富んでいます。坂道をグワーッと登り、台地のような丘に畑がブワーッと広がっています。その地平線の向こうに陸がストンと落ちて、海が見えます。狭い範囲の中に、実に見応えのある景色が広がっているのです。

(写真はこの変哲もない1枚しか撮っていませんでしたが)
そこでこのNMAXは、登り坂なんて実にパワフル。60km/hぐらいならフツウに出せます。力が落ちるというようなことは全く感じませんでした。
ところで、雑誌『モトチャンプ』4月号で二種スク特集があったのですが

ある人のレビューで
「エンジンは125ccとは思えないほどのパワーがあってビックリ!
初めはガクンガクンしちゃいました(笑)。修行します!」
・
・
・
というコメントがありまして。
私はこのへんを熟読していたので、乗る前は少々不安だったのですが、実際乗ってみたところ、
全くそんなことは無い!ということがわかりました。
安心してください。
全くガクンガクンなんてしませんよ!
とってもスムーズな乗り心地です。
AT小型限定二輪免許取りたての私が言うのだから間違いありません!
●帰り道、夕方の国道134号線(鎌倉沿岸部)は絶望的に長い大渋滞。東から西へ。
当初はお行儀良くクルマの列に混ざって渋滞にハマっていたのですが、さすがに時間がかかり過ぎるので、クルマの左脇をすり抜けすり抜け、未曾有の渋滞をくぐり抜けさせて頂きました。クルマの運転手目線からすれば少々イラッとするし、何より危険だし、できればやりたくなかったんですけどね、すり抜けは。
ま、それはそれとして。
NMAXは、そういう低速バランス走行(すり抜け)でも、けっこう安定して走れます。
ライバルのPCXに比べると少し太いタイヤ。
そのおかげか、路肩と車道の境目のアスファルトがちょっと盛り上がった部分などにも、特に影響は受けませんでした。
ふらつく感じもほとんど無いです。
ま、教習所で一本橋とかを練習した成果が出たという事が言えなくもないですがね。
ただ、やっぱり「すり抜け」はマナーが悪いし、クルマにぶつかる危険性もあるので、できれやりたくはないですね。
渋滞する時間帯の国道134号線は、二度と通りたくないと思いましたわ。
●そんなこんなで無事に茅ヶ崎市街まで帰って来れまして、満タン返しのためにガソリンスタンドへ。
NMAXのこの給油口のつくりが、どうもあまり好きになれないんですよねぇ。
矢印で示した、白っぽい十字形のフタ。これを指でパカッと開けると、その下に鍵穴が現れます。
エンジン始動用のと同じキーをそこに挿して回すと、フタごと回って外れるしくみ。

どうしてこんな変な華奢なつくりにしてしまったのか、不思議で仕方ないです。
なんか頼りなくないですか? イタズラされ易そうじゃないですか?
指で簡単に開けられる十字形のフタは、グリッとねじれば簡単に割れてしまいそうだし、その鍵穴に砂とかを埋められたらオワリですよ。
そんなイタズラする人はいないかもしれませんが、どうもこの点だけは残念でなりません。
●18:50、丸富オート 茅ヶ崎駅前店に、無事に帰着。

今回のプチツーリングを数字でおさらいしますと・・・

走行距離130.9km
使用燃料量2.54L
燃料費292円(単価115円)
燃費51.5km(満タン法)
・・・ということになります。
いやぁ、一般的にはプチツーとはいえ、個人的にはかなり長く走った大冒険でしたよ。
かつて通学・通勤で50cc原付スクーターに乗っていたこともありますが、ほぼ片道15km圏内を往復しているだけだったので、今回のように100km以上走るのは初めてだったと思います。
その初めてのツーリングの相棒がNMAXだったので、とても頼もしく、楽しいものになりました。
幸いにして急ブレーキをかけるようなシチュエーションも無く、ABSのお世話になることはありませんでした。
とはいえ、どこかすいている場所でABSの性能を試してみようとは思っていたのですが、一日過ごしているうちに忘れてしまいました。

はい、今回のレポートはここまです。
長くなりましたが、読んでいただき、ありがとうございました。
またレンタルバイクに乗る機会があれば、次はPCXに乗ってみたいと思います。
5月15日に卒検合格、5月20日に免許更新。
その勢いのままに、5月21日(土)にレンタルバイクでプチツーリングへ出かけました。
【以下、そのレポートです。けっこうな長尺となります。】
気になるのはホンダPCXとヤマハNMAX。いきなり買う前に、試乗を兼ねて、それぞれレンタルでそこそこの距離を走ってみたいという思いがあり。
しかし自分はリターン原付ライダー。観光地でちょっとレンタル原付に乗った事を除けば、公道での二輪はほぼ10年以上のブランク。
・・・というわけで、今回は念のため、ABS装備のあるNMAXを選びました。

●利用したショップは、レンタル819の提携店である丸富オート販売 茅ヶ崎駅前店。
ここのメリットは、豊富な取り扱い車種と立地の良さにあります。
料金は、8時間5,000円+車輌保険1,200円、貸しヘルメット1,000円 【合計7,200円】
レンタカーに比べると割高ですが、まぁ、そこは、まぁまぁ。
NMAXは、3月に発売されたばかりの最新モデル。
車輌受取時の総走行距離はまだ30kmにも満たない、ピッカピカの新車です。
レンタルですが、「わ」ナンバーとかではないんですね。

●今回のルートです。
10:50茅ヶ崎駅前のショップをスタート、海岸沿いを南東へ走り、城ケ島経由で三浦半島の先を少し回った所で折り返し、そのまま来た道を辿って帰る。行きは良い良い、帰りは鎌倉の海岸沿いで大渋滞。18:50ショップ帰着。
10:00開店 19:00閉店 契約時間8時間、・・・というとワリと長く思えますけど、いろいろ寄り道したり渋滞にハマったりを考えると、ギリギリいっぱいの時間でした。

国道134号線の直線巡航、起伏に富んだ三浦半島のアップダウン、渋滞の低速すり抜けバランス走行(ホントはやりたくなかったけど止むを得ず)・・・などなど、いろいろなシチュエーションを試せる素晴らしいコースです。そして、その全てにおいてNMAXはとっても快適な乗り心地でした。
●NMAXは、教習所で乗っていたシグナスよりも大きな車格で不安だったので、はじめに取り回しを少し練習させてもらいました。
さすがに、シグナスよりは若干重いかな?という感じではありましたが。
しかし、実際に両車を並べてみると、ホントは大きさはさほど変わらないんですよね。
いざ乗り出してみると、走っているときは重さは全く気にならず、車輌感覚にはすぐに慣れました。
あとは、60km/h という高速域のスピードに体が慣れるまで、暫く時間はかかりましたが。
足つきは、身長163cmの私ですと、両足を地面につくとベッタリではなく踵が少し上がるくらい。
でも教習所で習った通りに「停止時は左足だけ地面につく」を実践している分には、特に不都合はありませんでした。
それからNMAXで特筆すべきは、足を置くスペースが縦にとても広いことです。足の短い私の場合、足を思いっきり伸ばしてもOK。
そして、この姿勢がうんと楽なのは想像通りですが、案外、踏ん張りの利く姿勢でもあるんですよね。

その点に関しては、以前PCXと跨り比べてみた際、NMAXのほうが僅かに余裕があるように思えました。

まあ、乗る人の体格にもよりますね。
エンジン音は、静か過ぎず、うるさ過ぎずな感じ。
案外、ドコドコドコ・・・と鼓動感をもった雰囲気です。
あえてちょっと気になったところをあげるなら、40km/hぐらいの速度域だと、多少グリップに振動がくる感じがしました。
ちなみに、自分はメカ的なことに関しては全く解りませんので、あしからず。
シート下トランクには、愛用のグレゴリーのデイパック(26L相当)が、若干凹ませた状態でギリギリ収まります。
そのまま少し走ってみましたが、なんだか背中がスカスカと無防備な気がして、やはり背負って乗ることにしました。多少なりとも背中の保護にはなろうかと。

●信号待ちからのスタート、アクセルをジワ~ッと大きめに捻って一気に加速。急発進ではありませんよ。
感覚的には、3秒程度で60km/h に達してしまう感じ。
正確に測ったわけではありませんが、そう思えてしまうほどに加速がスムーズだということです。
そのままクルマの流れに乗って、巡航速度で安定して快適に走れます。
法定速度30km/hの原付一種との決定的な違いを、ここで初めて実感しました。
国道134号線での直線、往路ではそのスピード感にまだ体が慣れていなくてむしろ怖さのほうが先んじていました。が、復路ではだいぶ慣れて白バイの目を気にせず堂々と60km/h出して、クルマの流れに乗って走れる!という安心感・解放感に浸ることができました。
●三浦半島に入ってからは、以前からクルマでは何度かドライブしていて気になっていた、国道を逸れた海沿いの細い道。こういう所へ気軽に入っていけるのがバイクの利点。かねがね、これをやってみたかったワケなんですよね。小さな漁港巡りとか、今まで見たことのない景色の探索です。


こんな堤防沿いの一方通行の場所なんて、よそ者がクルマで入っていくには難易度高過ぎでしょう。

自分の性格からして、スピードを出すことにはあまり興味は無く、いわゆるトコトコ走ることへの欲求のほうが強いです。
のどかな風景をクルマよりも気軽に、より身近に楽しみたい。かと言って、自転車よりはラクをしたい。それでも場合によっては、それなりのスピードも出したい。
・・となると、原付二種が最適なんですよね。
●そして、城ケ島へ。
クルマでは何度も行ったことがあるので、観光的には特に寄らなくても良かったのですが。もちろんバイクでは初なので、とりあえず行ってみました。
城ケ島大橋の通行料は、原付二種では往復で50円です。

バイク用の駐輪スペースは特に設けられておらず、クルマの有料駐車場に沿った歩道上にバイクが何台か停まっていたので、それにならってそこに停めました。


まわりを大型・中型のバイクに囲まれると、さすがのNMAXも小さく肩身の狭いサイズ感になります。
写真がちょっと見にくいですが。

昼食は、初めて入った食堂の「しぶき亭」 にて。
ここはいろいろ凄かったです。チャリダー御用達のようで、お店の出入り口にお客さんの写真がたっくさん貼られていました。

まぐろカツ定食1000円なり。美味しかったし、かなりボリュームがありました。

しかも、オートバイで来た人にはサービスがあるということで、この定食の他にイカゲソの天ぷらをチョコッとプラスしてくれました。
ありがたいけれど、量が多すぎて食いきれぬ・・・。
結局、この島に1時間ぐらい滞在してしまいました

●城ケ島から三浦半島に戻り、風力発電施設のある宮川公園へ。

やはり、バイクと風景の写真、カッコイイのが撮りたくなりますね。
今回は時間の余裕が無く、停める位置もビミョーだったりして大した写真が撮れませんでした。次回はもっとマトモなのが撮れるようにしたいです。

しかしこのNMAXのデザインは、カッコイイといえばカッコイイのですが・・・
この面構えが、どうも戦隊ヒーローに見えて仕方ないのですよ。特に赤は。
ナントカ戦隊カントカマンのレッド!的な。
こういう系ですよ。

あるいはウルトラマン。
・・・なので、赤は恥ずかしいから避けたかったのですが、(持ってる方ごめんなさい。)
その日はレンタル屋さんで赤しかなかったので仕方無く。
まあ、派手な色で目立つ分、バイクとしては多少なりとも安全だとも言えますが。
もし自分がNMAXを買うなら、白を選びますね。
●三浦半島は起伏に富んでいます。坂道をグワーッと登り、台地のような丘に畑がブワーッと広がっています。その地平線の向こうに陸がストンと落ちて、海が見えます。狭い範囲の中に、実に見応えのある景色が広がっているのです。

(写真はこの変哲もない1枚しか撮っていませんでしたが)
そこでこのNMAXは、登り坂なんて実にパワフル。60km/hぐらいならフツウに出せます。力が落ちるというようなことは全く感じませんでした。
ところで、雑誌『モトチャンプ』4月号で二種スク特集があったのですが


ある人のレビューで
「エンジンは125ccとは思えないほどのパワーがあってビックリ!
初めはガクンガクンしちゃいました(笑)。修行します!」
・
・
・
というコメントがありまして。
私はこのへんを熟読していたので、乗る前は少々不安だったのですが、実際乗ってみたところ、
全くそんなことは無い!ということがわかりました。
安心してください。
全くガクンガクンなんてしませんよ!
とってもスムーズな乗り心地です。
AT小型限定二輪免許取りたての私が言うのだから間違いありません!
●帰り道、夕方の国道134号線(鎌倉沿岸部)は絶望的に長い大渋滞。東から西へ。
当初はお行儀良くクルマの列に混ざって渋滞にハマっていたのですが、さすがに時間がかかり過ぎるので、クルマの左脇をすり抜けすり抜け、未曾有の渋滞をくぐり抜けさせて頂きました。クルマの運転手目線からすれば少々イラッとするし、何より危険だし、できればやりたくなかったんですけどね、すり抜けは。
ま、それはそれとして。
NMAXは、そういう低速バランス走行(すり抜け)でも、けっこう安定して走れます。
ライバルのPCXに比べると少し太いタイヤ。
そのおかげか、路肩と車道の境目のアスファルトがちょっと盛り上がった部分などにも、特に影響は受けませんでした。
ふらつく感じもほとんど無いです。
ま、教習所で一本橋とかを練習した成果が出たという事が言えなくもないですがね。
ただ、やっぱり「すり抜け」はマナーが悪いし、クルマにぶつかる危険性もあるので、できれやりたくはないですね。
渋滞する時間帯の国道134号線は、二度と通りたくないと思いましたわ。
●そんなこんなで無事に茅ヶ崎市街まで帰って来れまして、満タン返しのためにガソリンスタンドへ。
NMAXのこの給油口のつくりが、どうもあまり好きになれないんですよねぇ。
矢印で示した、白っぽい十字形のフタ。これを指でパカッと開けると、その下に鍵穴が現れます。
エンジン始動用のと同じキーをそこに挿して回すと、フタごと回って外れるしくみ。

どうしてこんな変な華奢なつくりにしてしまったのか、不思議で仕方ないです。
なんか頼りなくないですか? イタズラされ易そうじゃないですか?
指で簡単に開けられる十字形のフタは、グリッとねじれば簡単に割れてしまいそうだし、その鍵穴に砂とかを埋められたらオワリですよ。
そんなイタズラする人はいないかもしれませんが、どうもこの点だけは残念でなりません。
●18:50、丸富オート 茅ヶ崎駅前店に、無事に帰着。

今回のプチツーリングを数字でおさらいしますと・・・

走行距離130.9km
使用燃料量2.54L
燃料費292円(単価115円)
燃費51.5km(満タン法)
・・・ということになります。
いやぁ、一般的にはプチツーとはいえ、個人的にはかなり長く走った大冒険でしたよ。
かつて通学・通勤で50cc原付スクーターに乗っていたこともありますが、ほぼ片道15km圏内を往復しているだけだったので、今回のように100km以上走るのは初めてだったと思います。
その初めてのツーリングの相棒がNMAXだったので、とても頼もしく、楽しいものになりました。
幸いにして急ブレーキをかけるようなシチュエーションも無く、ABSのお世話になることはありませんでした。
とはいえ、どこかすいている場所でABSの性能を試してみようとは思っていたのですが、一日過ごしているうちに忘れてしまいました。

はい、今回のレポートはここまです。
長くなりましたが、読んでいただき、ありがとうございました。
またレンタルバイクに乗る機会があれば、次はPCXに乗ってみたいと思います。
Posted by しまファン at 00:44│Comments(0)
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